寺町ニュース– category –
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江戸の、魔法のようなからくり人形〈寺町の風〉
こんにちは、寺町編集室の原田です。 昨年、ぼくは経営マンダラを取材させて頂き、強く心に残ったひとつに“日本の潜在能力”についてのお話がありました。 米中の発展などとは裏腹に、経済の不調が叫ばれることも多い日本ですが、会社の事業において最も大... -
当たり前の風景が、当たり前ではなかったと気づいた日〈寺町の風〉
2024年もはや2週間が過ぎましたが、いかがでお過ごしでしょうか? まずはじめに、1月1日の能登半島地震により犠牲となられた方々に、おくやみ申し上げるとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。 そして、1日も早い復興と、被災者の... -
愛犬が教えてくれた大切なこと〈一問一答ものがたり〉
YouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」をきっかけに、人生が変化した経験を持つ人が、自身の物語を記す「一問一答ものがたり」。今回は、愛犬の旅立ちにまつわる香薫理掌(こうくんりしょう)さんの物語をお届けします。 2023年9月、愛犬がその生涯を閉... -
クリスマスには「つながり」を。〈寺町の風〉
寺町編集室の志保です。今日12月24日はクリスマスイヴですね。今頃、みなさん思い思いの時をお過ごしのことと思います。 日本では、クリスマスイヴは、赤い服を着て白いひげをたくわえたサンタクロースが、こどもたちにプレゼントを配ってくれる日として、... -
AI進化は黒船来航となるのか
こんにちは、寺町編集室の原田です。 2023年も残りわずかとなりましたが、とくに今年の後半は、対話型AIの大躍進が話題となりました。比喩ではなく実際に日進月歩の勢いがあり、ほぼ毎月のように新しいバージョンの発表や「文章も書けます」などの喧伝... -
傍を楽にする〈寺町の風〉
こんばんは。寺町編集室の宏大(こうだい)です。私が住む埼玉では暖かい日も多いですが、いかがお過ごしでしょうか。 本日は、大愚和尚の一問一答で先日紹介されました「傍を楽にする」という言葉をお届けしたいと思います。 聞いたことのある方も多いか... -
江戸時代の禅僧「大愚良寛」さんに学ぶ
「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」とは、私の敬愛する、大愚良寛(たいぐりょうかん)和尚の辞世の句です。 良寛和尚は、江戸時代に生きた禅僧で、名誉にも金品にもとらわれず、自由に、無心に生きた、人間味溢れるお坊さんです。 今でも「良寛さん... -
今日の一枚「天狗の火渡り」
2023年あきば大祭「天狗の火渡り」 先日12月2日に行われた、あきば大祭。松明行列から、火渡りの儀に至るまで、守護神の様に儀式の無事を見守る「天狗」。 かつて山岳修行に入られた、秋葉三尺坊のお姿が、天狗のように人智を越えた存在であったというお話... -
大切な日は“ゴロ合わせ”でインプット〈寺町の風〉
こんばんは、寺町編集室の原田です。 今年も早いもので、東京の街はどこもクリスマスムードで華やかになりました。 先日、女性雑貨で有名なフェリシモ(株)の一部門、オシャレな仏教グッズを開発・販売している“おてらぶ”様を取材させていただいたのですが... -
戒名をいただいて〈寺町の風〉
寺町編集室の宏大(こうだい)です。本格的に寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか? わたしは、介護士として働く傍ら、禅語をベースとした書や画などの作品を制作し、Instagramなどで発信しています。この寺町の風でも、自身の作品や、作品に込... -
あきば大祭を、撮る。〈寺町の風〉
こんばんは、寺町編集室の昌禅です。 先日、12月2日 土曜日、福厳寺にてあきば大祭が行われました。 私は毎年、佛心国際交流部のブースメンバーとしてお手伝いをするのですが、今年は祭りの様子を動画に収めるビデオカメラマンとして、会場中を駆け回って... -
誰もが思い当たる「心のクセ」12選
こんばんは、寺町新聞編集室の知哲です。 ナーランダ出版から発売する、来年2024年のオリジナルカレンダーが完成しましたのでそのPRをさせていただきます。 ズバリ今年のテーマは「心のクセ」です。 自分の選択や判断は間違っていないと思うのに、なぜか、... -
洗いざらい打ち明けたことで、心が楽になりました〈内弟子便り〉
福厳寺でお唱えしている「修証義」というお経には、善い行いも悪い行いも、あとで必ず自分に返ってくるということが書かれています。お寺で修行をさせていただいていると、ぴったりとその法則が成り立っていることに気がつきます。 例えば、あるとき、... -
《体感・気づき・鍛錬》沖縄空手にみる仏教の学び方
2023年10月28日、日本屈指の夏のリゾート地沖縄で、初の「大愚道場」が開催されました。 紺碧の海と、暖かな気候が広がる沖縄で開催される大愚道場では、どのような学びと気づきが待っているのかーー私は、未知数の沖縄に思いを巡らせながら、一路那覇空港... -
アンパンマンと仏教〈寺町の風〉
こんにちは、寺町編集室の原田です。 最近まで、秋の陽気が広がっていました。 ぼくも先日、日帰りの軽登山に行ったのですが、朝あわてて出た時にうっかり。リュックに食べ物を入れ忘れた事実に、山頂へ着いてから気づいたのです。 彼方まで広がる美しい景... -
108の煩悩を断ち切る念珠「佛心の輪」〜誕生裏ばなし〜
2023年3月にスタートした福厳寺オリジナル数珠プロジェクト。「自分たちが制作するとは考えてもみなかった」というメンバー3人の奮闘ぶりは、過去6回にわたる記事でお伝えしてきました。→全6回の過去記事は、こちらから。 そしていま、さまざまな紆余曲折... -
道場から学べること〈寺町の風〉
こんばんは、寺町編集室の昌禅です。 11月に入り、さらに寒さが増してきました。福厳寺のある愛知県では、来週あたりから紅葉が見頃になりそうです。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。 私は今年の3月から、小牧市にある空手道場に通っています。大愚... -
きつねからの手紙〈寺町の風〉
師走の足音が聞こえはじめ、心も体もせわしい時期となりました。寺町編集室も、12月2日のあきば大祭を控え、おおわらわな毎日です。 そんな中、先日福厳寺境内で打ち合わせをしていると、窓の外に1匹の痩せ細ったきつねが姿を現しました。それも、二度。 ... -
~善友との繋がり~ 佛心宗オリジナル数珠・完成ご報告【制作物語vol6】
2023年の秋、佛心宗オリジナル数珠、その制作プロジェクトが達成されました。 1人でも多くの皆様へお届けしたく、どのようなお数珠が完成したのか?制作メンバーからのメッセージも添えて、お伝えします。ぜひ最後までお読み頂けましたら幸いです。 ... -
「伝統への敬意」と「遊び心」の絶妙なバランス
「こんな手ぬぐい、はじめて見た!かわいい!」 寺町新聞の副編集長(志保さん)が、旅先でたまたま見つけたという手ぬぐい。そこには般若心経の文言が、シャレに掛けた絵とともに、描かれていました。 私は、一気に“仏教関連のアイテム”に興味が沸き、リサ...