仏教を、もっと暮らしのそばに。

— 寺町構想から生まれた、仏教メディアの挑戦 —
こころが少し疲れたとき。
人生に迷いや揺らぎを感じたとき。
ふと立ち寄れる“現代の寺町”があったなら——。
そんな想いから、「寺町新聞」は生まれました。
このメディアの根っこにあるのは、「寺町構想」。
発案者は、佛心宗大叢山福厳寺住職であり、慈光グループ会長。僧侶、事業家、セラピスト、空手家と4つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶、大愚和尚(たいぐおしょう)です。
かつて日本には、お寺を中心に人が集い、 学び、支え合い、日々の暮らしに仏教の知恵と祈りが溶け込んだ「寺町」という文化がありました。 それを、いまの時代にふさわしい形で甦らせようというのが「寺町構想」です。
この構想は、宗派や立場を超えて、 一人ひとりが「慈悲・知恵・仏性」を育み、共に学び、 共に支え合い、生きがいを持って歩む未来を描いています。
「寺町新聞」は、その構想をかたちにしていく人々の営み、 福厳寺をはじめとした現場の取り組み、 そしてそこに関わる人々の想いを、丁寧に取材し、発信していくメディアです。

仏教と聞くと、「難しそう」「宗教的すぎる」と感じる方もいるかもしれません。
でも本来の仏教は、もっと柔らかく、もっと日常的で、
あなたの心に寄り添う知恵に満ちています。
たとえば——
・忙しい毎日の中で、自分を見失いそうになったとき
・子育てや介護、仕事のストレスで、心がぎゅっと押しつぶされそうになってしまったとき
・自分の生き方に、小さな問いが浮かんだとき
そんな瞬間に、そっと寄り添う。
そんな仏教メディアを、私たちは目指しています。
記事では、
・禅や仏教の智慧を現代語で伝えるエッセイ
・寺町構想の現場で活躍する人々のインタビュー
・心がふっとほぐれる、和尚の言葉
・仏教的な視点で見た、現代社会の問題点に気づく記事
などを中心にお届けしています。
仏教に詳しくなくても、まったく問題ありません。 むしろ、初めてふれる方こそ、ぜひ読んでいただきたい。 そして、どこかで「ほっこりしたな」「ちょっと元気出たな」「そういう視点もあるんだな」と感じていただけたなら、 それが何よりの願いです。

——仏教は、遠くにあるものではなく、
すでにあなたの中に息づいているものかもしれません。
そんな“目に見えない大切なもの”を、
この新聞を通して、少しずつお届けできたらと思っています。
どうぞ、これからも「寺町新聞」をよろしくお願いいたします。
この「寺町新聞」は、仏教の智慧と日本人の精神文化を広く届けることを誓願とする「ナーランダ出版」が企画・運営しています。
ナーランダ出版
「世界に知恵の花束を」をテーマに、仏教の智慧、日本人の知恵と伝統を、世界に向けて発信する出版社。YouTube「大愚和尚の一問一答」では、企画/運営を担当。nalanda online:https://nalandastore.net/