新着一覧
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禅語マンガ「日日是好日!」〜DAY3:一期一会〜
禅語3:一期一会(いちごいちえ) もう二度と出会えない、一生で一回の出会いが一期一会。もし明日、突然の別れが来るとしたら…毎日の当たり前の風景、出会う人々、触れるもの、聞こえてくる音が、特別なものに思えるでしょう。今日は昨日の延長ではない... -
人生を大きく左右する思考と行動
2024年、1月1日。福厳寺山内では、ちょうど朝から連続していた新年の参者の波が落ち着き、皆でお茶を飲んでいたときでした。建物全体の明らかな揺れを感じて、誰もが「地震」を確信しました。 「震源地はどこ!」急いで検索すると、それは石川県能登半島... -
逆境のエンジェル(第2話)子供時代の苦悩①
第2話:子供時代の苦悩—トラウマと向き合いながら 結婚生活の中で浮かび上がった幼少期のトラウマ。それは、小学校時代の孤独な給食の記憶と、人と違う見た目によるいじめの苦しみ。家族の不和を察しながら必死に振る舞い、周囲に馴染もうと努力するも、孤立と葛藤を繰り返した日々。 「なぜこんな体に生まれたのか?」と悩みながらも、何かできるはずだと自分を奮い立たせていた——それが、現在の自分を形作る原点だった。 -
人間の心を表す炎の道③〜あきば大祭2023~
◆前記事のあらすじ2023年12月2日(土)に福厳寺で行われたあきば大祭。広場がお祭りで賑わう一方、秋葉神殿では加持祈祷が行われ、夕刻の松明行列を皮切りに、大愚和尚の法話や儀式の核心となる火渡りがいよいよ始まりました。≫人間の心を表す炎の道①~あき... -
人間の心を表す炎の道②〜あきば大祭2023~
◆前記事のあらすじ2023年12月2日(土)に福厳寺で行われた、あきば大祭。前回は「なぜ火渡りを行うのか」という問いかけに始まり、儀式に向けた心構えが語られた朝礼や、お祭り広場の様子をお伝えしました。 ≫人間の心を表す炎の道①~あきば大祭2023~ ... -
人間の心を表す炎の道①〜あきば大祭2023~
2023年12月2日(土)、福厳寺であきば大祭が行われました。そこでは何が行われ、儀式にはどのような意味合いが込められているのでしょうか。この記事では全3回に分け、その様子をお伝えして参ります。ぜひ最後まで、ご覧いただけましたら幸いです。 荒ぶ... -
物欲との付き合い方~小欲知足の教えに学ぶ~ <“ととのえ”の知恵>
お釈迦様の教えを生かして、暮らしを整える「“ととのえ”の知恵」――大切なものを大切にするシンプルな暮らし「ゆたかつ」をテーマに活動する、からきたかこが、暮らしに活かせる"ととのえ"の知恵をご紹介するコーナーです。 今回は、どうしても魅力的な物を... -
逆境のエンジェル(第1話)連載にあたって
第1話『連載にあたって』 アメリカ16年目の探究—差別、仏教、そして新たな挑戦 カリフォルニアでの16年、黒人の夫との生活、司法精神病院での勤務を通じて、人種差別と向き合いながら見つけた仏教の智慧。大愚和尚との出会いが人生を変え、執筆へと導かれた。「逆境のエンジェル」として綴る学びと気づきの旅。 -
江戸の、魔法のようなからくり人形〈寺町の風〉
こんにちは、寺町編集室の原田です。 昨年、ぼくは経営マンダラを取材させて頂き、強く心に残ったひとつに“日本の潜在能力”についてのお話がありました。 米中の発展などとは裏腹に、経済の不調が叫ばれることも多い日本ですが、会社の事業において最も大... -
当たり前の風景が、当たり前ではなかったと気づいた日〈寺町の風〉
2024年もはや2週間が過ぎましたが、いかがでお過ごしでしょうか? まずはじめに、1月1日の能登半島地震により犠牲となられた方々に、おくやみ申し上げるとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。 そして、1日も早い復興と、被災者の... -
語り合えるって、すごい!善友が力をくれた時間
2023年4月に東京から始まった佛心サンガコミュニティ「慈縁の会」。第4回となる今回は、澄み切った秋空が広がる穏やかな日に大阪で開催されました。 大阪での開催は今回が初めてです。この日みなさんは、何を期待して会に参加し、何を持ち帰ったのでしょう... -
愛犬が教えてくれた大切なこと〈一問一答ものがたり〉
YouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」をきっかけに、人生が変化した経験を持つ人が、自身の物語を記す「一問一答ものがたり」。今回は、愛犬の旅立ちにまつわる香薫理掌(こうくんりしょう)さんの物語をお届けします。 2023年9月、愛犬がその生涯を閉... -
クリスマスには「つながり」を。〈寺町の風〉
寺町編集室の志保です。今日12月24日はクリスマスイヴですね。今頃、みなさん思い思いの時をお過ごしのことと思います。 日本では、クリスマスイヴは、赤い服を着て白いひげをたくわえたサンタクロースが、こどもたちにプレゼントを配ってくれる日として、... -
AI進化は黒船来航となるのか
こんにちは、寺町編集室の原田です。 2023年も残りわずかとなりましたが、とくに今年の後半は、対話型AIの大躍進が話題となりました。比喩ではなく実際に日進月歩の勢いがあり、ほぼ毎月のように新しいバージョンの発表や「文章も書けます」などの喧伝... -
傍を楽にする〈寺町の風〉
こんばんは。寺町編集室の宏大(こうだい)です。私が住む埼玉では暖かい日も多いですが、いかがお過ごしでしょうか。 本日は、大愚和尚の一問一答で先日紹介されました「傍を楽にする」という言葉をお届けしたいと思います。 聞いたことのある方も多いか... -
江戸時代の禅僧「大愚良寛」さんに学ぶ
「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」とは、私の敬愛する、大愚良寛(たいぐりょうかん)和尚の辞世の句です。 良寛和尚は、江戸時代に生きた禅僧で、名誉にも金品にもとらわれず、自由に、無心に生きた、人間味溢れるお坊さんです。 今でも「良寛さん... -
今日の一枚「天狗の火渡り」
2023年あきば大祭「天狗の火渡り」 先日12月2日に行われた、あきば大祭。松明行列から、火渡りの儀に至るまで、守護神の様に儀式の無事を見守る「天狗」。 かつて山岳修行に入られた、秋葉三尺坊のお姿が、天狗のように人智を越えた存在であったというお話... -
大切な日は“ゴロ合わせ”でインプット〈寺町の風〉
こんばんは、寺町編集室の原田です。 今年も早いもので、東京の街はどこもクリスマスムードで華やかになりました。 先日、女性雑貨で有名なフェリシモ(株)の一部門、オシャレな仏教グッズを開発・販売している“おてらぶ”様を取材させていただいたのですが... -
戒名をいただいて〈寺町の風〉
寺町編集室の宏大(こうだい)です。本格的に寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか? わたしは、介護士として働く傍ら、禅語をベースとした書や画などの作品を制作し、Instagramなどで発信しています。この寺町の風でも、自身の作品や、作品に込... -
あきば大祭を、撮る。〈寺町の風〉
こんばんは、寺町編集室の昌禅です。 先日、12月2日 土曜日、福厳寺にてあきば大祭が行われました。 私は毎年、佛心国際交流部のブースメンバーとしてお手伝いをするのですが、今年は祭りの様子を動画に収めるビデオカメラマンとして、会場中を駆け回って...