MENU
  • ホーム
  • 寺町新聞とは
  • 連載記事
  • 佛心の輪
  • 寺町ニュース
  • お問い合わせ
仏教を、もっと暮らしのそばに。
寺町新聞
  • ホーム
  • 寺町新聞とは
  • 連載記事
  • 佛心の輪
  • 寺町ニュース
  • お問い合わせ
  • ホーム
  • 寺町新聞とは
  • 連載記事
  • 佛心の輪
  • 寺町ニュース
  • お問い合わせ
寺町新聞
  • ホーム
  • 寺町新聞とは
  • 連載記事
  • 佛心の輪
  • 寺町ニュース
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 寺町ニュース
  3. 【あきば大祭】~結びつく自灯明の歩み~前編 

【あきば大祭】~結びつく自灯明の歩み~前編 

2025 10/18
寺町ニュース
2025年10月8日2025年10月18日

今年も早いもので、残り2ヶ月を切りました。福厳寺で恒例の年末行事といえば、『あきば大祭』です。今年2025年は12月6日(土)に開催されます。あきば大祭とはどういう行事なのか、昨年の様子から振り返ってみたいと思います。

2024年12月7日(土)。美しい紅葉に彩られた境内にて、あきば大祭が開催されました。寺町新聞では取材班がリアルに見聞きした様子を、前・後編に分けてお伝えします。

この年ならではとなった出来事も多数あり、具体的にはどのような内容だったのでしょうか。また、その中から多くの大切なメッセージも発せられました。ぜひ最後までご覧いただけましたら幸いです。

目次

人々は何に惹かれ集うのか?

当日、夕刻の火渡り神事の時刻が近づくと、その開始を待つ長い列は山門を出て、境内の入口に達するほど続きました。

また来場者は地元の愛知のみならず、新幹線や飛行機で遠方から足を運ばれる方も、少なくありません。年齢層もさまざまで、小さな子どもさんを連れた、家族連れの姿も目立ちます。

あきば大祭には、何故これほど多くの方が集うのでしょうか。

列に並んでも行きたい場所、それは世間一般の多くでは評判のレストランやアーティストのライブ、あるいはテーマパークのアトラクション等です。

福厳寺のあきば大祭も、お祭り広場でさまざまな楽しみを味わえますが、お祭りの最後に待つのは「火の道」であり、決してハッピーな気持ちになれる雰囲気とは違います。

それにも関わらず、これほど多くの人が集う理由は、どこにあるのでしょうか。

あきば大祭の3つの柱

あきば大祭の前日、本堂には大勢の「奉賛者(ほうさんしゃ:お祭りの運営や準備のお手伝いを、自身のご修業として行う一般の修行者)」が集まり、会場の設営や清掃など、それぞれの活動に精を出されていました。

奉賛者は有志の集まりで、行事の開催に向けてさまざまな役割りを担っています。あきば大祭のように大規模な祭りは、福厳寺の僧侶、職員だけですべてを担うことは出来ません。

細かな部分も含め、各地から大勢の人々を迎え入れる体制が整えられるのも、奉賛者の協力があってこそです。

もともとの顔見知りも、福厳寺に来てはじめて顔を合わせた人も、同じ目的へ向かって、それぞれの役割りに臨むうちに、お互いの関係も深まって行きます。

なお、この奉賛者は希望者がたいへん多く、受け入れの関係から今回は抽選という形になりました。

そして当日の朝。冷たく澄み切った空気に、キリッと頭が引き締まるような雰囲気の中、本堂にこのお祭りに関わる人々、スタッフ全員が集合。朝礼で般若心経を唱え、それぞれの動きを確認し合ったあと、大愚和尚よりお話がありました。

祭りには3つの力がある

「最近はコロナ禍が過ぎ、全国のいろいろなお祭りが再開できるようになってきました。

「祭」には力があります。

それを持ち続ける祭りはこれからも続きますが、力を失ってしまった祭りは衰退することになるでしょう。

この『力』とは何か、具体的には3つあります。

1つ目は『人を集める力』です。

今日のあきば大祭も、たとえば屋台で美味しいものが食べられる。たとえばお寺の雰囲気が好き、火渡りを体験してみたい。

さまざまな理由から、大勢がいらっしゃるでしょう。

人は誰でも温かさを感じる場所、美しい場所、気持ちの良い場所に集まります。だからこそ皆さんの作り上げる雰囲気が、とても重要になります。

2つ目。人が大勢集まるのは良いのですが、それだけでは烏合の衆と同じで、まとまって動くことはできません。

そこで大事なのが『リーダーの存在』です。

リーダーとは、自分のためではなく、全体のために動くことができる人です。

今日も皆さんは途中で、どうしても疲れを感じたり、お腹が空くことがあるかも知れません。ですが、そんな時でも、「それは他の人もきっと同じ」と考え、最後まで集中力を切らさずに自分の役割を全うする。

このようなリーダーの資質をもつ方が、祭りを通じてリーダーへと育っていくのです。

そして3つ目。人々が集まりリーダーが育てば、それらを『結びつける力』が欠かせません。

いつもは仕事も住んでいる地域も違う、そういう人たちが共同作業を通じて仲間になります。ただし傍観者では、仲間になれません。自分に出来る事があればサッと助けに入り、出来ない事であればじっと見守る。

この過程を通じて人は仲間になって行きます。そして参拝者もひっくるめて、この共同作業に巻き込んでいく仕組みが「祭」であり、お祭りの大いなる力です。

夏の時期、この近くの郡上八幡(ぐじょうはちまん)という地域で行われる盆踊りがあります。このお祭りは素晴らしいのです。

踊り手たちは見事に踊りつつ、見物客の人達にも『一緒に踊りましょう』と手を差し伸べて、引き込みます。

たとえ普段はロックやポップが好きな人でも、ここでは全員が同じ音頭に合わせて、上手いも下手も関係なく踊ります。

こうして引き込まれた方は『これは自分の祭りだ』と感じて、気付けば仲間になっているのです。

さて、ここにいる皆さんは準備や片付けも含め、参拝者が安全にお祭りに参加できるように、最後まで自分の役割を全うするリーダーです。

ブッダの教える慈悲心を持って、そして皆さん自身もどうか、事故やけがの無いように臨んでください。」

・・・

始まりの朝、すべての運営スタッフが、この言葉を胸に刻み、あきば大祭の長い一日がスタートしました。

さまざまな出会いと再会

あきば大祭の開催直前、福厳寺の典座(てんぞ:禅寺で食事を司る役職)を務める、慈庭(じてい)さんが、学校給食さながらの巨大なお鍋で、大根を煮込んでいました。

今やあきば大祭の名物となっている大愚煮(たいぐに)、その仕込みは前日から行われ、45本の大根を使用し約200人分が調理されていました。大愚和尚のリクエストにより、今年は隠し味となるニンニクの量も、増量で煮込まれています。

その後お祭りがスタートすると、大愚煮を販売する今日庵のテントには、早くも来場者の列が出来ました。

真冬なので周囲の気温は低いですが、それが大愚煮の味わいをいっそう際立たせます。

煮汁がたっぷり染み込んだ大根は口の中でハラリと溶け、大サイズのサトイモもホクホク。そして柔らかな鶏肉はジューシーで、気付けば身体の芯から温まります。

また他にも彩り豊かな食べ物やスイーツ、飲み物の出店が来場者を楽しませます。

それらに加え、さまざまな仏性(自分の得意なこと)を活かして作られた商品やサービスのブースも、たいへん盛況でした。

ナーランダ出版のグッズの売り場では、大愚和尚の新著『言葉の力』を販売。そしてその共著者でもある、文道(株)の、藤吉豊さんと小川真理子さんを招き、その場でサイン会も実施されました。

著者と顔を合わせられ、またサイン本を手に出来る特別感に、喜ぶ購入者の表情が印象的でした。

また中央のフリースペースでは多くの方が談笑していましたが、その中には前年に取材させて頂いた、ブルガリア出身のキリルさんの姿もありました。

以前はお1人で、初めて来られていたこともあり、まだ慣れない感じで過ごされていました。それが今回は運営スタッフに混じり、和気あいあいと話しています。

聞けばあれから佛心会に入り、テンプルステイにも参加。そのご縁から、多くの仲間が出来たとの事でした。

1年間の進展に驚くとともに、取材班としてもまたお会いでき、嬉しく感じられた瞬間でした。

このように運営スタッフが、来場者に話しかけている場面も多く見られ、小さなリーダーたちがご縁をつないで行く光景は、昨年のあきば大祭を象徴する場面となりました。

加持祈祷

午後になると秋葉本殿において『加持祈祷』が、執り行われました。

非日常の静寂に包まれたお堂の中で、僧侶の読経が始まり、そして体の芯まで届くような太鼓の音が、参拝者の心身に響きます。

その音は、さながら心身の底に溜まった歪みや汚れを、打ち消すかのような力強さです。

また左右に流れるように開閉される経典の所作から、古式にのっとった伝統の儀式を感じさせられます。

そして儀式が後半に差しかかると、朱色の法衣をまとった導師(大愚和尚)が、秋葉三尺坊(あきばさんじゃくぼう)になり変わって、参拝者たちに手をかざし堂内を巡ります。

その瞬間、どなたも自然に背筋を正し、合掌の姿勢になった参拝者たちは、導師が唱える「秋葉真言」の覇気によって、さまざまな執着や邪気が払われます。

ご祈祷が終わり夕刻が近づくと、あきば大祭は後半のクライマックスとも言える「火渡りの儀」に向け、境内の雰囲気が大きく変わり始めます。

この特別な1日の中でも、とくに根幹をなす大切なメッセージ、また参列者の生の声なども載せていますので、ぜひ合わせてご覧頂けましたら幸いです。

≫後編【あきば大祭2024】~結びつく自灯明の歩み~

2025年福厳寺あきば大祭公式WEBはこちら
https://akiba.fukugonji.com/

寺町ニュース

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Follow Me
よかったらシェアしてね。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 新刊:『仕事も人間関係もうまくいく離れる力〜 いったん「距離を置く」、しっかり「一線を引く」〜』
  • 【あきば大祭】~結びつく自灯明の歩み~後編 

この記事を書いた人

原田幸文(こうぶん)のアバター 原田幸文(こうぶん)

寺町新聞の執筆・取材を担当。Yahoo!ニュース歴史・文化ライターとしての顔も合わせ持つ。小学生の秘密基地から南米のアマゾン川まで、どこへでも探訪。そこにある興味や発見、人の想い。それらを分かりやすい表現で、書き綴るのがモットー。趣味は環境音や、世界中の音楽データを集めて聴くこと。鬼滅の刃とドラゴンボールZが大好き。

関連記事

  • 人間関係の悩みは「なくせない」。しかし、「軽くする」ことはできる
    2026年7月18日
  • なぜ今、人づき合いがこんなにも難しくなったのでしょうか。
    2026年7月16日
  • 家族のなかに咲いた佛性/佛心の輪インタビュー(3−3日本編) 福厳寺僧侶:雄興知哲(ゆうこう ちてつ)さん
    2026年7月8日
  • 人生を変えた、大愚和尚との出会い 佛心の輪インタビュー(3−2日本編) 佛心宗僧侶:雄興知哲(ゆうこう ちてつ)さん
    2026年7月2日
  • 知哲和尚の 思い出能登紀行 〜和倉温泉編 Part 2〜
    2026年6月29日
  • 知哲和尚の 思い出能登紀行 〜和倉温泉編 Part1〜
    2026年6月24日
  • 知哲和尚の 思い出能登紀行 〜プロローグ〜
    2026年6月2日
  • 育ったのは、自然豊かな山寺だった 佛心の輪インタビュー(3−1日本編) 福厳寺僧侶:雄興知哲(ゆうこう ちてつ)さん
    2026年2月14日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

Tags
あきば大祭 お寺と宗教の歴史 ご縁日 どっこいしょ どんな悩みも手放せる100の言葉 ナーランダ出版 一問一答 人間関係 仕事も人間関係もうまくいく離れる力 佛心僧学院 佛心大祭 佛性を活かす 僧侶クリエイター 六方礼経 内弟子道場 大愚和尚 大愚道場 寺町構想 慈縁の会 新刊 書籍 福厳寺550周年 経営マンダラ
新着記事
  • 「まむしに噛まれた!」と思った私が、本当に噛まれていたもの?(第67話)
  • 人間関係の悩みは「なくせない」。しかし、「軽くする」ことはできる
  • なぜ今、人づき合いがこんなにも難しくなったのでしょうか。
  • 家族のなかに咲いた佛性/佛心の輪インタビュー(3−3日本編) 福厳寺僧侶:雄興知哲(ゆうこう ちてつ)さん
  • 【カルチャーブリッジ】二つの文化の間で 「慈光」2026年4月号Vol 5−3
記事カテゴリー
  • 大愚和尚の著書
  • 寺町ニュース
  • 寺町行事報告
  • ピックアップ
  • お知らせ
  • 佛心の輪
  • 母からの便り
  • 連載記事
    • 大愚和尚の物語
    • アニメに見る仏教
    • カルチャーブリッジ
    • 逆境のエンジェル
    • アマゾンの侍
    • 禅語マンガ
  • The Message
運営会社

株式会社ナーランダ出版

ナーランダ出版は「世界に知恵の花束を」をコーポレートメッセージに掲げ、仏教の智慧、日本人の「知恵/伝統の技/こころ」を世界に配信します。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
  • 寺町新聞とは
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記
  • お問い合わせ

© 寺町新聞.

目次