MENU
  • ホーム
  • 寺町新聞について
  • 佛心宗 福厳寺
  • 寺町商店
  • お問い合わせ
生きるを照らす寺町新聞
寺町新聞
  • ホーム
  • 寺町新聞について
  • 佛心宗 福厳寺
  • 寺町商店
  • お問い合わせ
  • ホーム
  • 寺町新聞について
  • 佛心宗 福厳寺
  • 寺町商店
  • お問い合わせ
寺町新聞
  • ホーム
  • 寺町新聞について
  • 佛心宗 福厳寺
  • 寺町商店
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 寺町ニュース
  3. コンプレックスからの解放〈一問一答ものがたり〉

コンプレックスからの解放〈一問一答ものがたり〉

2024 3/31
寺町ニュース
2024年3月24日2024年3月31日

YouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」をきっかけに、人生が変化した経験を持つ人が、自身の物語を記す「一問一答ものがたり」。

今回は、長年にわたり「自分を好きになれない」と悩み続けてきた上田みさきさんの物語をお届けします。


目次

幼少期からの悩み

少し前まで、私には長年抱いている疑問がありました。それは、「なぜこんなにも自分を好きになれないのか?」ということです。

思い返すと、その疑問は幼少期に始まったもので、何がきっかけだったのかわかりません。物心ついた時にはすでに自分に劣等感を感じていた様に思います。

学生時代は、堂々と振る舞うクラスメイトをいつも羨ましく感じていました。とても素敵で自信があるように見える彼女たちと、全く対照的な私。目に見えない壁を感じて、みんなで楽しく会話をしている時でさえ居場所がないと思い、心のどこかで疎外感を感じていました。

当時を振り返ると、そんな自分をなんとか変えたくて必死でした。

自分なりに色々と努力もしました。しかし、どんなに良いとされる成績を収めたとしても、どんな人に褒めてもらっても、自分のことを好きになることはできず、それどころか、努力すればするほど、劣等感は強くなっていきました。

やがて社会人となり、原因や解決法を調べましたが、これは良さそうだと思う方法を見つけて実践しても、一時は少し改善した気になるものの、少し経つとやはり元の状態に戻ってしまいます。

なかなか変われない自分に対してモヤモヤする日々を過ごしていました。

探し求めていた答えとの出会い

そんなある日、いつもの様にYouTubeを見ていると、オススメに出て来た動画のタイトルを見てドキッとしました。

「自分を好きになれないあなたへ | 想いを武器にする一流の生き方」

動画のタイトルが、当時の私にぴったり当てはまっていたからです。

私と同じ様に自分のことが好きになれず、コンプレックスを抱えて悩んでいる女性からの相談でした。そして、大愚和尚の回答は、私が今まで調べてきたどんな解決法とも違って、すごく新鮮なものでした。

https://youtu.be/GCuYf9JZYwc

かけがえのない命に気づく

動画を見終わると、言葉では説明できない熱い気持ちが込み上げてきました。

「私たちの命は皆、何とも代えることができないほど尊いもの。その命をもって、限りある人生で、自分はどう生きていきたいのか?ということを核に持ち全力で生きると、自分が誰かと比べてカッコ悪いという考えが入り込む余地がない」

この言葉を聞いた時、長年抱えていたコンプレックスが、気にするのに値しないくらい小さなことに感じられたのです。

また、これまでも「人生は有限である」と、理解しているつもりでしたが、全く実感を持っていなかったのだと気づき、反省しました。と同時に、自分はすごくもったいない時間を過ごしてきたのだと痛感しました。

というのも、それまでの私は、時間さえあればテレビやSNSをチェックして過ごしていたのです。

テレビやSNSは必ずしもいけないことではないかもしれません。しかし、当時の私は時間の大半を投じてしまっていました。

もちろん、その時は楽しんで観るのですが、必要以上に多くの時間を費やすことで、本来は比べられるはずもない命のある人間と人間を比較しては、誰かより優れている・劣っていると感じ、自分を卑下するという状況を、知らぬ間に自ら作ってしまっていたのかもしれないということに気づきました。

心身に起こった嬉しい変化

動画を見た日から、「自分はどういう人で、何が好きなんだろう?これからどうやって生きていきたい?」と考える様になりました。

そして、しばらく経った今、新たにやってみたいことが見つかり、それを達成すべく毎日試行錯誤しながら過ごしています。

目にする情報も慎重に選ぶようになりました。毎日見ていたSNSは、まれにしか見なくなり、その時間は、自分の目標に向かって勉強をする時間にあてています。

1つ、気づいたことがあります。肉体的には前よりもハードに動かしているはずなのに、不思議と身体がスッキリして疲れづらくなったのです。以前のように膨大な情報を無差別に頭に入れて、あれこれ考えすぎなくなったからかもしれません。

正直なところ、今も完全に自分が好きとは言えません。

しかし、自分のコンプレックスや嫌いなところについて悩むよりも、「この自分にも、誰かのために出来ることはないだろうか?この限りある人生の時間でやってみたいことは何だろう?」と考えて行動に移した方が、充実感を感じられることがわかるようになりました。

自分のことが大好きになったり、コンプレックスを克服したという結論には至らなかったかもしれませんが…以前より、今のわたしにできることを考えて、ワクワクする瞬間が増えたのです。これはわたしにとって、すごく嬉しい変化でした。

もしかしたら今後の人生で、また自分のことを受け入れられずに悩んでしまう時が訪れるかもしれません。

そんなときはこの一問一答を見返して、命のかけがえの無さを思い出し、これからどんな人生にしていきたいのか、改めて見つめ直そうと思います。

感想、メッセージは下のコメント欄から。みなさまからの書き込みが、寺町新聞ライターの励みとなり、力となります。どうぞよろしくお願いします。
by寺町新聞編集室

寺町ニュース
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • プロの言葉は心に響く!道を極めた人の哲学〈寺町の風〉
  • 逆境のエンジェル(第10話)多様性と人種差別

この記事を書いた人

上田みさきのアバター 上田みさき

寺町新聞の執筆・取材を担当。日常の小さなことから得た学びや気づきを取り上げて言葉に紡ぎ出すことに心を注ぐ。心を磨き、しなやかに生きるために仏教の教えを日々実践中。趣味は旅行・英語・デジタルイラスト・折り紙・小学生から続けているダンス。好きな食べ物は抹茶アイス。

関連記事

  • 命に感謝し、人々のご縁を育む祭典〈花まつり佛心大祭2025〉
    2025年5月4日
  • 禅寺の朝にお粥をいただく理由
    2025年5月1日
  • 【2025年4月26日】命の祭典“花まつり佛心大祭”は、こんなお祭りです。
    2025年4月7日
  • 心に寄り添う、結びのしるし。ー「佛心の結」が生まれるまで
    2025年4月3日
  • 大愚和尚のワールドツアー決定!(2025年5月)
    2025年3月20日
  • 善き言葉の習慣が人生を変える
    2025年2月2日
  • 【大愚道場2024・東京】~変えるべきは心から?身体から?~
    2025年1月28日
  • 若き僧侶たちの本音(ちて通信 No.3)
    2024年11月16日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

「寺町商店」の詳細はこちらをクリック↑
記事カテゴリー
  • 寺町ニュース
  • 寺町行事報告
  • ピックアップ
  • お知らせ
  • 佛心の輪
  • 母からの便り
  • 連載記事
    • 逆境のエンジェル
    • アマゾンの侍
    • 禅語マンガ
  • The Message
毎月各地にて開催中。詳細はコチラ↑
リーダーのための、仏教経営・組織づくり
仏教を学び実践する寺子屋コミュニティー
オリジナル念珠「佛心の輪」誕生の物語を知ろう↑
〈福厳寺ご縁日〉の詳細はこちら
〈佛心テンプルステイ〉の詳細はこちら
〈ナーランダ・アカデミー〉の詳細はこちら
運営会社

株式会社ナーランダ出版

ナーランダ出版は「世界に知恵の花束を」をコーポレートメッセージに掲げ、仏教の智慧、日本人の「知恵/伝統の技/こころ」を世界に配信します。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
  • 寺町新聞について
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記
  • お問い合わせ

© 寺町新聞.

目次