チャンネル登録者数50万人突破記念シリーズ第五弾。
「撮影現場に密着!心の『処方箋』ができるまで」ーー今回は撮影現場に潜入し、「心の処方箋」ができるまでの一部始終をのぞかせていただきました。
●今こそ聴きたい!大愚和尚の一問一答
・vol.1「なぜ『処方箋』なのですか?」
・vol.2「大愚和尚はYouTubeをどのように活用されていますか?」
・vol.3「どんなスタッフとともに『一問一答』を作りたいですか?」
・vol.4 撮影現場に密着~心の『処方箋』ができるまで~
==目次======================
・FILENO.1 唐木貴子 さん
・FILENO.2 慈篤昌禅 さん
・取材を終えて
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Q1一問一答を見るようになったきっかけは?
もともと自己啓発に関するYouTube番組はよく見ていましたが、ある時におすすめ動画として表示された一問一答が目に止まったのがきっかけです。
Q2いつ、どれくらい一問一答を見られていますか?
家事をしながら、新しく投稿されたものや関連動画にあがってきたものを見ています。毎日少なくとも1本はチェックしていますね。
Q3記憶に残る一問一答を教えてください。
いろいろなものがあるのですが、大きくは2種類に分けられます。
1)「暮らし」をテーマにしたもの
暮らす・生活をするということは、「向き合う対象は変わらない」「自分の内側に目を向ける」ということです。
しかし、変わらないから「退屈」ではなく、変わらないからこその深まりや高まりが感じられて「面白い」という点に共感し、深く感銘を受けました。
2)「あいさつ」をテーマにしたもの
あいさつとは相手の状態を知るものであり、たとえ無視をされたとしても「無視をする」という相手の反応を得ることができるというお話です。
それまであいさつは、大切なコミュニケーションであり、礼儀であるという理解でした。ところがこのお話では、相手の状態を認識するためのツールといわれていて、私にとってはそういう概念がなかったため、とても貴重な学びでした。
それ以来、「あいさつ」は私の中でますます重要な意味を持ち、声をかけ続けようと思うようになりましたね。
無視されても大丈夫!良い人間関係を作るために有利な行動|大愚禅 【挨拶】
Q4一問一答を見るようになって、ご自身に変化はありましたか?
これまで仏教に関心を寄せていたわけではありませんでしたが、一問一答と出会って、仏教は儀式の延長ではなく「暮らし」に生かせるものへとイメージが変わりました。
さらに仏教は、「人生の根幹となる教えではないか」と感じるようになり、じっくり学んでみたいと思うようになったのです。
そして今では、佛心僧学院で本格的に学び始めています。
それからは、家族や友人への思いや行動も変化しました。「親しい間柄だからこそ、挨拶やお礼を言葉にしよう」と意識したところ、照れることなくより素直な自分のままで接することができ、いい関係を築けるようになりました。
Q1一問一答を見るようになったきっかけは?
3年前、「リハビリテーション・パーソナルトレーナー」として開業準備をしながら経営について学ぶ中で、仏教に触れる機会がありました。ちょうどその際、YouTubeで「仏教」という単語で番組検索をしていたら、一問一答に出会ったのです。
Q2いつ、どれくらい一問一答を見られていますか?
ほぼ毎日見ています。作業をしつつ「ながら聴き」を1時間以上していることもありますね。
新しく投稿されたものや、心に強く残ったものを繰り返し見ることもあります。また何かに迷った時は、悩みに関係する動画を探して見ることもあります。
Q3記憶に残る一問一答を教えてください。
そうですね、とくに記憶に残る2本をご紹介しようと思います。
1)人生の「新たな一歩」を踏み出す勇気が欲しいあなたへ
独立開業に伴うプレッシャーを感じている頃に見たものです。
「人は歩みを進める時に、一度バランスを崩す」というお話を耳にして、迷いが軽くなったのを覚えています。
「寺町構想」などの大愚和尚の誓願、また仏教への思いがよくわかります。和尚が涙する姿には、とても強く心を打たれました。
2)自分を変えていくヒント
開業はしたものの赤字が続いていた私は、生活資金を削りながら、ただただ廃業を待つ状態の中でこの動画と出会いました。
「透明な窓ガラスにぶつかる蠅(ハエ)」の例えは、まさに自分のことだと感じました。人間として成長したいという思いから独立開業しましたが、「セラピスト」という肩書や職種に固執し過ぎていたことに気づきます。
その後、兼ねてより副業としていた動画撮影に軸足をおき、現在は「動画クリエイター」として活動しています。
Q4一問一答を見るようになって、ご自身に変化はありましたか?
考え方が大きく変わりましたね。具体的にいうと、「物事をありのままに見よう」とする習慣がついたことです。
さらに、「自分の行い、口にする言葉、心に想うこと」がそのまま生活に反映されることに気づき、自分自身を客観的に観察するようになりました。また以前に比べ、人と調和ができるようになったとも感じています。
現在は、より深く学ぶため佛心会へ入会。佛心僧学院で学び、さらには国際交流部のボランティアスタッフとしても参加するようになりました。
常に「自分にできることはないだろうか」「他のやり方はないだろうか」という目線を忘れずにいたいと考えています。
取材を終えて
小さな変化のきっかけにもなり、大きなターニングポイントを生み出すこともある一問一答。私は、この番組の可能性と広がりを強く感じています。
唐木さんは専業主婦として「暮らし」についての、慈篤さんは動画クリエイターとして「仕事」についてのテーマが一問一答との出会いでした。そして、仏教に触れることで、お二人の足元の土はどんどん栄養をたくわえていきました。
私は、このお二人の、土の上に立つ自分の変化を素直に受け入れ、さらに楽しんでいる姿を素晴らしいと思い、同時に羨ましさも感じました。
大愚和尚の一問一答は、「変わることを楽しませる」そんな役割を持つ番組なのかもしれません。
桐嶋つづる