大愚道場

「自分が変われば自然とまわりも変わってゆく。」2024年6月29日:仙台大愚道場〈参加者の声〉

こんにちは、寺町新聞編集部です。
このコーナーでは、編集部に届いた、大愚道場に参加した方の声(気づき・感想)を紹介します。
大愚道場に、興味はあるけど参加を迷っておられる方や、これから参加しようと思っている方に読んでいただけたら幸いです。

体感するってこういうことなのか

一問一答でたくさんの気付きや学びを得て、自分の普段の生活に取り入れ、家族にも伝え、実践しているつもりがうまくいかない。

自分と同じように悩んで質問している方のお話しの中に、仏教の学びは自分の精進の為にある、そして学ぶなら中途半端じゃなくちゃんと学んでください、とありました。

私もこれまで何かに行き詰まるとそれに関する本を読んだり、YouTubeで専門の方の話しを聞いてノートに書き込み、そこに時間を作り、人に話せる知識を習得することで「ちゃんと学んでいる」「理解した」と思ってきました。

しかし、仏教は知識じゃない、実践です、道場に来てそれを体感してくださいと繰り返す大愚和尚の言葉を聞き、次回仙台で開催される時は参加する、と今日この日をずっと待っていました。

体感って何なのか、全く想像ができない。知りたい。
その一心で当日会場に向かいました。

「道場」と聞くと「集中」や「気合」といった言葉が浮かんでいましたが、大愚和尚のアメリカでの近況報告から始まり、軽快でテンポ良いお話しはとても楽しく、たくさん笑いながら、こんな感じ?と意外に思いながら参加していたところ、その瞬間は突然きました。

口がちょっと開き、瞬きを忘れ、体全体でハッと反応が起きました。

あぁ、これなのか。
体感するってこういうことなのか。

会場は変わらず明るく楽しい場面が続くなか、何がそうさせるのか分かりませんが、少し泣きたくなるような気持ちになり目が潤みました。

その感覚を得て初めて、これまでの学びが、今感じたそれと紐づき始めたのを感じました。

確かに、これはYouTubeや寺子屋を一所懸命聴いているだけでは得られないものだと思います。

自分が変われば自然とまわりも変わってゆく。
これからは精一杯精進していきたい。
心軽くそんな気持ちになりました。

次回からは2部に参加してより実践的な練習ができます。
八方塞がりは辛いですが、今すぐ努力できることがあるというのは嬉しいものです。

これからは地元じゃない会場へも足を延ばし、練習する機会を増やしていこう、と会場を後にしました。

たくさんの地域で道場を開催していただき、大愚和尚及びスタッフの皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

渡辺 香苗


渡辺さん、ご感想の共有ありがとうございました。
寺町新聞編集部では、今後も大愚道場や慈縁の会、福厳寺の大祭、ご縁日などに、参加された方の感想を募集しております。まだ参加したことがない方の後押しとなる、気づきや感想をお待ちしております。

大愚道場とは?

 大愚道場は、大愚和尚が提唱する「佛心九正道」を、講義と体を使ったワークを通じて、身体感覚でとらえ、学んでいく道場です。

 道場で得た感覚を、仕事や普段の生活に応用することで、パフォーマンスが向上し、人間関係を円滑にしていくことができます。

大愚道場の詳細、参加申し込みはこちら↓
https://taigudojo.busshin.or.jp/

ABOUT ME
知哲(ちてつ)
寺町新聞編集長。ナーランダ出版社長。モチモチの大きな手からは想像できない、繊細な表現を得意とする。佛心宗福厳寺の僧侶であり、映像クリエイター。さらに、グラフィックデザイナーとしても佛心宗の各種取り組みに関わる。YouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」では企画運営を担当。好物は里芋の煮っころがし。
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