MENU
  • ホーム
  • 寺町新聞について
  • 佛心宗 福厳寺
  • 寺町商店
  • お問い合わせ
生きるを照らす寺町新聞
寺町新聞
  • ホーム
  • 寺町新聞について
  • 佛心宗 福厳寺
  • 寺町商店
  • お問い合わせ
  • ホーム
  • 寺町新聞について
  • 佛心宗 福厳寺
  • 寺町商店
  • お問い合わせ
寺町新聞
  • ホーム
  • 寺町新聞について
  • 佛心宗 福厳寺
  • 寺町商店
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 寺町ニュース
  3. 仏教を学んだリーダーたちの底力

仏教を学んだリーダーたちの底力

2023 12/04
寺町ニュース 寺町行事報告
2023年10月21日2023年12月4日

2023年8月27日(日)。東京駅にほど近い“AP東京八重洲”にて「経営マンダラ実践会・第0期」が開催されました。5月はロサンゼルスにて開かれましたが、日本では初となるこの日。約60名の参加者が、全国各地から集いました。

経営マンダラとは、世界一“永く”続く組織である仏教教団と、世界一長寿な日本企業の「性質と秘訣」を、大愚和尚の視点でまとめたものです。この永続経営に欠かせない9つの要素を学び、改善し、実践することで、会社の繁栄と自身の成長を目指す「経営者の学び舎」。

その内容は、単なる知識の理解に留まらず、円満な人間関係や資産の構築、マネジメントなど、あらゆるテーマにおける「実践」が行われます。そして実際の経営に活かせる知恵を、ワーク等も交えて体得する学び場です。

目次

あなたは決断できますか?

開始から数分後。大愚和尚は参加者に呼びかけます。「どなたか数名、前に出てご協力いただけませんか」。すると、8名の男女が前に進み、突然のワークが始まりました。

この“ワーク”は場を和ませる演出や、ただのゲームといった事ではなく、その後の講義に繋がる、重要な布石となっていました。

誰しも人生は選択の連続です。まして経営者となれば、得たいもの全てを選ぶことは出来ず、限られた情報から何かを選んで、何かを切り捨てる、シビアな決断を迫られます。

その事実を言葉だけでなく、会場の全員が目で見て、肌身で体感するためのワーク。このように日本初の経営マンダラ実践会は、誰もが思いもよらない形で、スタートして行きました。

『静と動』の実践会、始動

ここから、また別のワークや休憩も含めて約3時間。大愚和尚の講義は、国や企業の運営といった大きな話から、子育てや家庭環境など、小さな単位にも及びました。一見、2つはまったく別のテーマにも思えます。

しかしリーダーの人間関係は、その心理に大きく作用し、重大な決断に影響。ひいては大勢の命運をも、左右するという話に繋がっていました。

参加者の皆さんも、つねに真剣に聞き入り「ひとつも聞き逃したくない」といった熱意が、肌身で感じられました。

また折に触れて全員への問いかけもあり、威勢よく「それは〇〇!」と席からお答えになる方も。そうかと思えば不意に、ウィットに富んだユーモアや、“経営あるある”といったお話が飛びだし、会場が笑いに包まれます。一方向の話が続くのではなく、様々な“静”と“動”が入り交じる講義となりました。

大愚和尚の誓願

講義の後には、参加者のお悩みや質問に答える“一問即答”の時間も、設けられました。そして最後、実践会はこの先どう展開して行くのか、そもそも何をきっかけに、どのように組み立てられたのか。その根幹の部分について、大愚和尚の考えや想いが語られました。

これまで福厳寺では、新たな試みが次々と開始されてきました。直近ではテンプルステイ、大愚道場、佛心僧学院、内弟子道場・・などなど。

それらは一見、別個のプロジェクトのようですが、実は経営マンダラも含めた、すべてが繋がっていた。つまり、大愚和尚の元には「構想の設計図」があり、今の形が作られていた事実が明かされました。

大愚和尚は言います。

いま日本は大変なことだらけです。ですが、国が悪いとか、政治が良く無いとか嘆いていても現状は変わりません。それならば何か一つ、自分たちで、小さく行動を起こそうではありませんか!

経営者の方にはぜひ、お金のために我慢して行う仕事ではなく、「この仕事が面白いんだ!」「この仕事が必要なんだ!」と思える事業を、どんどん作って広めていってほしいのです。

経営マンダラ参加者のお声

この日は、実践会の前後や休憩時間など、参加者同士で名刺交換や、お話をされている光景を、多数お見かけしました。このように横の繋がりも広がって行くのが、経営マンダラの大きな特徴です。

そうした中、貴重なお話を伺えた3名のお声をご紹介したいと思います。

【明照保育園・副園長 静永彩さん】

「きょうは滋賀県より、ぜひお話を聞きたいと思い、やって参りました。私の場合は“ビジネスで収益を上げたい”という立場ではありません。

でも職員間のチームづくりが、何より重要になる職場です。お仕事に臨む心構えや、何よりは子どもたちのために。園を代表して大切なエッセンスを、持ち帰りたいと思っています。大愚和尚がどのようなお話をされ、どのような会になって行くのか、今から楽しみです。」

***

福厳寺には、先代の和尚様が創設された太陽幼稚園があり、大愚和尚ご自身も長年、お仕事に携わっていました。講義の中でも、その経験に基づいた学びや、子どもたちへの教育と、会社における従業員の成長は通じているというお話も、ありました。

また経営マンダラの内容は、一つの事業や地域に限定されるものではありません。 静永さんの学びや気付きも、職員の方々を始め、これから社会を築いて行く園児の皆さんにも、きっと巡るのではないでしょうか。

この日も沢山のヒントを得て、持ち帰られたのではないかと思います。

【会社員(茨城県) 鈴木勝人さん】

「私はいま、会社員として頑張らせて頂いているのですが、ゆくゆくは、とある事業を起こす構想を抱いています。ただ一方で、自分に経営なんて本当に出来るのか。従業員と信頼を築く、立派なリーダーになれるのかと。じつは大きな壁を、感じてもいます。

そうした中、この場では実際の経営者の方に、リアルなお話を聞くことが出来るので、この環境は本当にうれしいですね。

冒頭、とつぜんのワークが始まったときは正直、驚いてしまいましたが。ここでは、ただ机上の勉強でなく、体感としての学びが沢山あるような気がします。

知識でなく、カラダに刻まれる感じでしょうか。まだ気は早いのですけど、今のハードルを超えられる自分になれるのではと、そんな予感を抱き始めています。」

***

実践会には社長や政治家、法人の役員や従業員、そして“これから起業を構想している”人も含め、多種多様な方がいらっしゃっていました。

講義の冒頭では、もともと経営とは仏教用語であり、お経に書かれている真理の“縦糸”に、創意工夫の営みである“横糸”を組み合わせ、丈夫にして行くものと、お話がありました。

そして、まさにこの実践会も、お釈迦様の教えを“縦”軸としますが、そこに参加者同士“横”のつながりが加わり、強固となって行きます。だからこそ鈴木さんの、このような期待や安心感にも繋がったのではないかと、感じられました。

【学校法人上田佐藤学園・副校長 比田井(ひだい)和孝さん】

「とくに後半ですかね、お話を聞いていて私、すごくワクワクして来ました。これはすごいことになる!これは面白いことになるぞ!と。

1人の参加者、1つの会社だけの話ではないのですよ。皆さんが、これからどんどん結びついて、ゆくゆくは日本だけじゃなく世界レベルでと、そういうお話もあったじゃないですか。

大愚和尚は、こんな事までお考えだったのかと。事前に思い描いていた内容を、はるかに超えていました。これから実践会で、何が生まれるでしょうか。本当に楽しみです!」

***

目を輝かしながら、身振り手振りも交えて、語って下さった比田井さん。同じ場に居た者として“ワクワクする”というお気持ちは、とても共感する思いでした。

前半は現状をしっかり見据えるため、いま日本社会や経営者が抱える、シビアな現状のお話もありました。

しかし、それを嘆いて終わりでなく「それならこうしましょう」「こんなことも出来ますよ」と、知恵や提案に結びついて行くのが、経営マンダラです。悩みの解消を超え、先々への希望を感じた方は、他にも大勢いらっしゃったのではないかと思います。

編集後記

日ごろ私たちは様々なニュースを見聞きし、ネガティブな気持ちになる事も、少なくありません。そして「社会が良くなって欲しい」とは思っても、「では具体的に、どうしたら良いのか?」という考えまでは、ほとんど辿り着きません。

大愚和尚は折に触れて、世の中へメッセージを発信されています。しかし、そこからさらに「だから、このようにします」という構想があり、今まさにそれを、有言実行されているのだと、肌身に感じました。

この先も是非、さらに共感する多くの人々が集い、寺町構想がますます彩り豊かになっていく未来を、願ってやみません。

原田ゆきひろ

寺町ニュース 寺町行事報告
経営マンダラ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 苦しみはやがて“強さ”に〜2023年8月東京大愚道場レポート〜
  • 「問い合わせ、何をどう伝えればいい?」~佛心ITサポート情報 vol.3~

この記事を書いた人

原田幸文(こうぶん)のアバター 原田幸文(こうぶん)

寺町新聞の執筆・取材を担当。Yahoo!ニュース歴史・文化ライターとしての顔も合わせ持つ。小学生の秘密基地から南米のアマゾン川まで、どこへでも探訪。そこにある興味や発見、人の想い。それらを分かりやすい表現で、書き綴るのがモットー。趣味は環境音や、世界中の音楽データを集めて聴くこと。鬼滅の刃とドラゴンボールZが大好き。

関連記事

  • 命に感謝し、人々のご縁を育む祭典〈花まつり佛心大祭2025〉
    2025年5月4日
  • 禅寺の朝にお粥をいただく理由
    2025年5月1日
  • 【2025年4月26日】命の祭典“花まつり佛心大祭”は、こんなお祭りです。
    2025年4月7日
  • 禅語マンガ「日日是好日!」DAY4|知足
    2025年4月5日
  • 心に寄り添う、結びのしるし。ー「佛心の結」が生まれるまで
    2025年4月3日
  • お墓は明るい場所?暗い場所?|アマゾンのサムライ(第6話)
    2025年3月21日
  • 大愚和尚のワールドツアー決定!(2025年5月)
    2025年3月20日
  • 善き言葉の習慣が人生を変える
    2025年2月2日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

「寺町商店」の詳細はこちらをクリック↑
記事カテゴリー
  • The Message
  • お知らせ
  • ピックアップ
  • 佛心の輪
  • 寺町ニュース
  • 寺町行事報告
  • 母からの便り
  • 逆境のエンジェル
  • 連載記事
毎月各地にて開催中。詳細はコチラ↑
リーダーのための、仏教経営・組織づくり
仏教を学び実践する寺子屋コミュニティー
オリジナル念珠「佛心の輪」誕生の物語を知ろう↑
〈福厳寺ご縁日〉の詳細はこちら
〈佛心テンプルステイ〉の詳細はこちら
〈ナーランダ・アカデミー〉の詳細はこちら
運営会社

株式会社ナーランダ出版

ナーランダ出版は「世界に知恵の花束を」をコーポレートメッセージに掲げ、仏教の智慧、日本人の「知恵/伝統の技/こころ」を世界に配信します。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
  • 寺町新聞について
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記
  • お問い合わせ

© 寺町新聞.

目次