先日、お寺に新しい修行僧が入山しました。
新しい人が入ると、その度に、お寺の中の人間関係のバランスが変わり、人の心が揺らぎます。
喜びはもちろんありますが、
戸惑いの気持ちや、先輩として後輩をちゃんと指導しなければいけないという力みや、焦り、
さまざまな感情が湧いてきて、揺さぶられます。
その定期的な揺さぶりが大事なんだなと感じます。
よくないのは、心も体も固定されて、固まっていくこと。
外からのさまざまな揺さぶりや変化に対して、竹のようにしなやかに、
柔軟であることが大事なんだと気づきます。
福厳寺に吹いた新しい風が、山内にどんな変化をもたらしてくれるか
これからが楽しみです。
願わくは、慈悲・知恵・佛性の三種を育み、心身堅固にして大愚に一隅を照らさんことを
知哲 合掌
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