寺町新聞について

どんな場所も「寺町」になる

 私たちが定義する「寺町」とは、必ずしも、お寺が近くにある必要はありません。もちろん何かの仏教宗派を信仰する必要もありません。

 泥中に咲く、蓮の花のように、困難や逆境を乗り越え、立ち上がった人々が、相手を慈しみ、思いやりの心で暮らす場所。それを寺町と定義します。

生きるを照らす 寺町新聞

寺町新聞のコンセプトは「生きるを照らす 寺町新聞」です。

「生きる」とは、良いことも悪いことも含めた、世界にひとつの「物語」です。

すべてのヒト、モノ、コトには、それぞれの物語があり、そこには知恵が眠っています。

寺町新聞では、その物語に光をあて、気づきと知恵を見出します。

迷った時に立ち返る「原点」を持つ

寺町新聞の根底には、仏教があります。

仏教は2500年前にお釈迦さまが発見した、人間が生きる上で大切な知恵です。

「良きことを成し、悪いことは止め、心を清らかに、穏やかに保つ」
「相手を尊重し、無駄な争いをせずに、巧みに生きていく」
そのように生きるための方法が仏教です。

多種多様な価値観が渦巻く現代において、迷った時に立ち返る原点を持つことは大事なことです。

寺町新聞では、立ち返りの原点となる「仏教の知恵」も発信していきます。

照らされる側から、照らす側へ

寺町新聞編集室は、「今だけ・金だけ・自分だけ」をつつしみます。

自分が欲しいときは、みんなが欲しいときととらえ、与え助けようとする仏教者のあり方を心がけます。

ナーランダ出版
「世界に知恵の花束を」をテーマに、仏教の智慧、日本人の知恵と伝統を、世界に向けて発信することを使命とする出版社。YouTube「大愚和尚の一問一答」では、企画/運営を担当。nalanda online:https://nalandastore.net/