寺町ニュース

大愚和尚の教え 典座研修にて

料理ができることは、その人にとって生涯の力になる。

料理は時に、「ごめんなさい」の意味になったり、「ありがとう」の意味になったりする。

今は、お金を出せば、美味しいものがいくらでも食べられる。

だからこそ、自分で作る。

時間がかかっても、

上手でなくても、

自分の手で作ってみる。

そうしてできた、お金で買えない料理を誰かに差し上げることは、本当に喜ばれること。

口で言っても仕方がない時は、料理が救ってくれる。

奥さんと喧嘩した後、料理を出して仲直りをした。

料理はコミュニケーションであり、想像力であり、感謝であり、メッセージである。

日本には、1日に4組にしか料理を提供しないお店もある。

それだけ値段は高いけれど、何ヶ月も予約が埋まっている。

「料理ができるなんて普通のこと」

ではなく、

そこにどんな思いを込めているのかということが、その人の料理を作る。

そしてそれが、本当の価値になっていく。